リコリスグーラミィ (Parosphromenus quindecim)

僕が初めてカリマンタンに入った1997年に西カリマンタン、Pawan水系のナンガタヤップで発見したリコリスです。
同様にナンガタヤップでベタ cf. プグナックスも採集しています。
当時、あまり時間がなく2個体しか採集出来ず、日本に帰るまでに魚が死んでしまった事もあって、どのようなリコリスか詳しく調べる事は出来ませんでした。

そこで2001年4月に再度ナンガタヤップを訪れて生息地の確認、標本の作製などをしました。
その後、僕が作成した標本をHolotaypeとして2005年にコテラット博士によって記載されました。
(THE RAFFLES BULLETIN OF ZOOLOGY 2005 Supplement No.13: 101-113 )


Parosphromenus quindecim 

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わりと大型になるリコリスグーラミィで、背びれの棘条が13~15本。これは同属ではpaludicola種17本~19本に次いで2番目に多い。
quindecim種のネーミングはラテン語で「15」を意味している。これは背びれ棘条の本数の特徴を表したもの。
後にKetapangの郊外で、このquindecim種とornaticauda種が同場所に生息しているのを確認。
ornaticauda種がこの地域で確認されたのも初めてである。
一般業者ルートでも西カリマンタン南部エリアのManismataから本種と思われるリコリスが輸入された。
繁殖はリコリスの中では比較的容易と言われている。


Parosphromenus quindecimの生息地(記載地)
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生息地にはCryptocoryne fuscaが繁茂していて、泡巣を作るリコリスに産卵床を提供しています。
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